IPアドレスの制限

エンタープライズ組織のオーナーは、特定のIPアドレスにログインを制限できます 🔒
組織のワークスペースへのアクセスを、許可されたIPアドレスのリストを設定することで制御できます。これにより、管理対象ユーザーは指定されたIPアドレスからのみログインできるようになります。
オフィスからの接続や特定のVPN経由の接続など、限られた場所からのアクセスに制限したい場合に有効です。
エンタープライズ組織のオーナーのみが、許可されたIPアドレスを設定できます。
組織で許可するIPアドレスのリストを作成するには、次の手順に従います。
Notionでワークスペース切り替えメニューを開き、
組織を管理するを選択します。組織レベルの管理機能が開きます。セキュリティタブを開きます。「許可されたIPアドレス」をクリックします。アドレスに名前を付け(「SFオフィス」や「NYオフィス」など)、対応するIPアドレスを入力します。IPアドレスの範囲を設定するには、CIDR表記(例:127.0.0.1/24)を使用できます。

すべてのIP制限を設定する前に、ユーザーがアカウントにアクセスできなくならないよう、まず関連するIPアドレスを追加してから、許可リストを有効化することをおすすめします。
アカウントで承認するIPアドレス一覧を追加したら、リスト上部のチェックボックスを選択 →
有効化します。自分のIPアドレスが許可リストに含まれていることを確認してください。含まれていない場合は、エラーメッセージが表示され、許可されたIPアドレスのリストは有効になりません。
IPアドレス許可リストが有効化されると、設定は完了です。アカウントにアクセスしようとするユーザーは、許可リストに含まれるIPアドレスを使用している場合にのみアクセスできます。

管理対象ユーザーが、許可リストに登録されていないIPアドレスからログインしようとすると、エラーメッセージが表示され、先に進むことはできません。

組織のIPアドレス管理を行う際、以下の監査ログイベントにアクセスできます。
IP許可リストを作成:ユーザーがIP許可リストのルールを作成したことを示します。
IP許可リストを削除:ユーザーがIP許可リストのルールを削除したことを示します。
IP許可リストを更新:ユーザーがIP許可リストのルールを更新したことを示します。
IP許可リストを有効化:ユーザーがIP許可リストのルールを有効化したことを示します。
IP許可リストを無効化:ユーザーがIP許可リストのルールを無効化したことを示します。
